いまや世界的なプラットフォームになったYoutube。毎日膨大な動画がアップロードされ、多くの人が動画を楽しんでいます。人が集まるYoutubeは、集客口として非常に重要な媒体であり、「Youtube検索」の順位は集客数に大きく影響します。Youtubeからも安定的に顧客を獲得するためには、Google検索を対象とした「SEO」に似た「Youtube SEO」を考えなくてはなりません。
そこで今回は、Youtube検索結果(YSRPs)で上位表示するための方法や、Youtubeに評価されるテクニック、そして気になる収益化などについて解説していきたいと思います。
ぜひ参考にしてみてください。
目次
○動画はバズりやすい?コンテンツマーケティングの一施策になりうるか
○Youtubeで評価されるために必要なこと
∟1.Youtubeで上位表示させるSEOテクニック
∟2.Youtubeに評価されるためには?
∟3.動画制作のSEOポイント
∟4.収益化の条件とは
○Youtube SEOを考慮した動画アップロード方法
○Youtubeの順位と評価指標との関係性
○キーワードの含有・配置やソーシャルシェアとの相関性
○まとめ
動画はバズりやすい?コンテンツマーケティングの一施策になりうるか
上の図は、全世界のトラフィックをモニタリングするツール「SimilarWeb」が公開する、世界のアクセス数ランキングです。
リンク:SimilarWeb 上位ウェブサイトランキング
いまやYoutube.comは、親会社Google検索と肩を並べる程のアクセス数を誇っており、世界第二位のプラットフォームへと成長を遂げたことが分かります。
現在のGoogle検索結果には、一部Youtube動画ページへのリンクが優先的に表示されており、Youtube.com内のみならず、通常の検索結果からも多くの集客を期待できる環境にあります。
Youtube.comへの集客は自社Webサイトへの集客ではないため、顧客の育成を図るにはやや難点もあります。
しかし、多くの潜在顧客や見込顧客に自社の存在やサービス・商品を覚えてもらえるコンテンツデリバリー方法としては、非常に有効な手段と考えることができるでしょう。
本当に幅広いユーザーへの認知を促せるので、コンテンツマーケティングの一施策としてぜひ活用していきたいところです。
Youtubeで評価されるために必要なこと
さて、それではYoutube SEO、あるいはYoutubeに評価される動画制作に関するポイントのいくつかを紹介したいと思います。
ぜひご覧になってみてください。
Youtubeで上位表示させるSEOテクニック
YoutubeにもGoogle検索におけるSEOと同じように、上位表示させるためのテクニックが存在します。そして、その方法もよく似ています。
以下「Youtube SEOを考慮した動画アップロード方法」で詳しく解説しますので、ここではそのテクニックについて簡単に紹介していきます。
●キーワード調査
SEOやWebライティングなどにおいて重要なキーワードですが、もちろんYoutubeでも欠かせない要素のひとつと言えます。というのも、title文、description(説明文)などといったYoutube SEOにダイレクトに関係してくるからです。詳しくは後述します。
キーワードの簡単な見つけ方ですが、検索窓のサジェストキーワードがオススメです。
Googleサジェストと同じようにYoutubeのサジェストキーワードも、ユーザーが実際に打ち込んだ語句を表示しています。それゆえユーザーの検索意図がダイレクトに表れていると言えるでしょう。
●メタデータの最適化
また、メタデータ、つまりtitle文やdescription(説明文)、タグなども検索で上位表示させるために最適化すべき要素になります。
これらはYoutubeやGoogleが投稿動画を(どんなコンテンツなのか)理解するための手助けとなります。キーワードは必ず含ませるようにしましょう。
●サムネイル(画像)
Youtubeの検索結果画面とGoogleの検索結果画面との大きな違いの一つは、このサムネイルが表示されるかどうかです。
ユーザーはタイトルと同じくらいサムネイルから情報を得ようとします。CTR(クリック率)や再生回数に直接影響を及ぼすので、ユーザーの目を引くように工夫しましょう。
Youtubeに評価されるためには?
上位表示されるのとは別に、youtubeから評価される要素について紹介していきます。SEOとして直接的な効果は見込めませんが、以下の要素を満たしていると間接的に上位表示へとつながるので、ぜひ参考にしてみてください。
●チャンネルにカスタムURLをつける
登録者が100人を超えると、自動的に付与されていたYoutubeチャンネルのURLをカスタムすることができるようになります。
英数字がごちゃごちゃと並んでいる文字列よりは、意味のある語句を含ませたURLの方がYoutubeから評価される傾向にあるようです。また見た目もスッキリするので、対策しておきたい部分です。
●エンゲージメント
コメントや高評価といったエンゲージメントが多い動画を、Youtubeはクオリティの高いコンテンツとして評価します。(盛況であると判断している)
エンゲージメントが増加するよう、動画自体のクオリティをあげるのはもちろんのこと、動画内で視聴者に呼びかけるなどしましょう。
なお、コメントには返信やハートマーク付与などを行うとファンが増加する傾向があります。面倒に思われるかもしれませんが、効果は見込めるので積極的に視聴者と交流していきましょう。
●総再生時間
Youtubeは「再生回数」よりも「再生時間」を評価の指針としています。
再生回数を狙った動画作りをするよりも、視聴者の目を釘付けにするような動画作りを心がけましょう。
●視聴者維持率
総再生時間と関連のある指標がこの視聴者維持率です。
これは動画がどれくらい視聴されたかをパーセンテージで示した値で、たとえば10分の動画が5分再生されたら50%といった具合で計測されます。
当然、この値が高ければ高いほどYoutubeからの評価は上がります。平均再生時間や再生率、離脱しやすい箇所などが見られるので、動画のクオリティを高めるためにも活用できます。
●プレイリストを作る
動画の数が増えてきたら、プレイリストを作って、ジャンルごとにまとめておくと良いです。利便性が高まり、視聴者にも親切なのでYoutubeから評価されやすくなります。
動画制作のSEOポイント
「これを押さえて動画を作れば必ずバズる」というような無敵の攻略法はありませんが、少なからず上位表示に好影響を与えるポイントはいくつかあります。動画制作の際はぜひ参考にしてみてください。
●動画の内容
可能な限りのクオリティを担保するようにしてください。片手間で作っても、上位表示はおろか、再生数やエンゲージメントにすらつながらないでしょう。
内容に関しては、それぞれ制作者側のスタイルがあると思いますので、ここでは掘り下げません。ただ、参考としてバズりやすい動画のパターンとして、ハウツー、レビュー、チュートリアル、フィットネスやスポーツ、面白系、実験などが挙げられます。
●ユーザーニーズを最優先
上位表示を目指しているのなら、自己満足で動画を作るのではなく、徹底的にユーザーニーズにこたえることを意識するようにしてください。
視聴者が何を求めているか見定めて、その興味や疑問にこたえる動画を制作するようにしましょう。一般的にバズっている動画はどんなジャンルであれ、ユーザーニーズを満たしているものばかりです。
ユーザーニーズに関係する点として、動画の画質にはこだわりましょう。ハッキリせずぼやけたような画質の動画を、視聴者が好むはずがありません。推奨される画面サイズは720p: 1280×720以上です。これを目安にして動画を撮影、アップロードするようにしてください。
●掴みを大事にする
Youtube動画は最初の1分で決まる、という考え方があります。視聴者は1分でその動画を見続けるかどうか判断しているというわけです。また、中には30秒や15秒で決まると主張している人もいます。
いずれにしても、動画制作者に許されているのはほんの短い時間です。それゆえ、動画の冒頭は視聴者が離脱しないよう工夫するようにしてください。
具体的な案として、冒頭では……
・インパクトを意識
・視聴者の利益になると伝達
・動画の全体像
・動画のハイライト付近の映像
などを流すと良いかもしれません。
間違っても意味のないこと、無駄話などを行うのは止めましょう。
●対話を意識
Youtubeはテレビではありません。視聴者はテレビにはないものをYoutubeに求めています。その一つとして、動画の投稿者と視聴者の交流が挙げられます。一方的な情報発信ではなく相互的な交流の場にすると、チャンネル自体が盛り上がっていくでしょう。
上述しましたが、コメントへの返信やハートマーク付与などは効果的です。
●流行りに乗る
Youtubeはもとより、現実、ネットの区別なく話題になっている事柄に関するコンテンツは、閲覧されやすい傾向にあります。話題となっている事柄に、ある程度の知見がある場合は、積極的に便乗していきましょう。ただ、炎上を狙った制作はNGです。一時的に効果があっても、長い目で見るとデメリットしかありません。
●宣伝テクニック
コンテンツマーケティングは、コンテンツを作って終わりではありません。しかるべき宣伝を行ってその効果を最大化する必要があるのです。それはYoutubeでも同じだと思います。苦労して制作した動画は積極的に発信していきましょう。
具体的には……
・自社(個人)ブログに貼り付ける
・Q&Aサイトなどに、そのテーマと関連性のあるときに限って動画を貼り付ける
・再生リストを作成する
・Emailに動画やチャンネルのリンクを貼り付ける
などの方法があります。
収益化の条件とは
コンテンツマーケティングにおける一つの施策として有効なYoutubeによる動画配信。集客からコンバージョン、そして売り上げにつながるマーケティング方法ではありますが、注目すべきなのはそれ自体から収益を得られるということです。つまりチャンネル規模や動画の再生数いかんによっては、広告収入を筆頭に様々な経路からの収益を図ることができるのです。いわゆるYoutuber(ユーチューバー)と呼ばれる職業が成り立っているのも、この収益があるからです。
しかし、Youtubeにおいて収益を得るというのは生半可なことではありません。
収益化には超えなければならない、かなり厳しい条件があるのです。それを満たしてはじめて、収益化に関するプログラムに参加できるかどうか、Youtube側に審査してもらえるのです。
では収益化の最低条件について見ていきましょう。大きな条件は2つです。
・チャンネル登録者人数が1,000人以上
・過去12ヶ月の総再生時間が4,000時間以上
この2つの条件を満たすと、自動的に収益化の申請が行われ、Youtube側のチャンネル審査が始まります。
審査内容は、コミュニティ・ガイドラインに違反していないかどうかのチェックです。性的なコンテンツや、有害で危険なコンテンツ、暴力的なコンテンツ、著作権に違反しているコンテンツなどが見つかった場合、審査は通らないでしょう。詳しくはこちら
審査を通過すると、Youtube側からその旨の通知が届き、収益化が開始されます。
なお、この収益化というのは、おもにアドセンス広告とアフィリエイトが収入源になります。
広告の場合は、1再生0.1円(広告が一つの場合)といわれているので、広告を複数貼れるような10分以上の動画を制作すると、1再生0.2円を超える収益を期待できるようになるでしょう。
また、収益化にはほかにも企業案件やスーパーチャット(ライブ配信の投げ銭)、グッズ販売などのパターンがありますが、いずれにしても、チャンネルや動画のファンを増やさなければ、まともな収益は期待できません。
Webマーケティングの一手法、さらには収益化を望むのであれば、やはりユーザーニーズを満たす動画を徹底的に作り込み、上位表示を狙うSEO的なテクニックを駆使して、視聴者・ファンを増やしていくことが肝心です。
リンク:YouTube パートナー プログラムの概要、申し込みチェックリスト、よくある質問、ポリシーとセキュリティ
Youtube SEOを考慮した動画アップロード方法
さて、それではYoutube検索の順位上昇を考慮した動画のアップロード方法を説明します。
まず初めにキーワードを選定します。
キーワードとはユーザーが実際に検索窓に打ち込む検索語句のことです。
GoogleAdwordsのキーワードアドバイスツールを用いて、より多く検索されるキーワードの掛け合わせパターンを見つけ、選別します。
(上述したサジェストキーワードから選んで、その検索Volを調べる手法でもOK)
リンク:
・関連キーワード取得ツール(仮名・β版)
・Google AdWords キーワード プランナー
動画ファイルをアップロードすると、各項目の入力枠が表示されます。
title文はYoutubeSEOの上位表示と、クリック率(CTR)の両方において非常に重要な要素です。
集客したいキーワードをタイトル文に「必ず」含めつつ、サブキーワードなどを記号(【】など)を用いて目立つように盛り込むことで、より多くの検索クエリに検索該当し、また、ユーザーの視線を集める効果があります。
長すぎず、1つのテーマ(キーワード)に絞ってタイトル文を付けます。
次にdescriptionです。title文と同じく、文字列データの検索対象となる箇所です。
副次キーワードを含め、幅広い検索クエリに該当する様に説明文を記載しましょう。
又、自社Webサイトへのリンクを設置し、ユーザーの誘導も忘れずに行いましょう。
「タグ」はYoutube検索やGoogle検索の順位には直接影響しませんが、動画内容をYoutubeが理解する助けとなる要素ですので、適切なタグを付与します。
動画のサムネイルをアップロードします。
サムネイルは検索結果からのCTRや動画の再生数に大きく影響しますので、アイキャッチを集めやすく動画の内容を示したサムネイルをアップロードしましょう。
YoutubeのTOPページに表示される「急上昇」に表示されている動画のほとんどすべてが、独自のサムネイル(カスタムサムネイル)でアップロードしており、その多くで「顔」+「キャッチワード」の2つが目立つようになっています。やはり「人間の顔」は本能的に人間の目線を集めやすいためでしょう。
※アカウントがGoogleの確認済みの場合、カスタムサムネイルをアップロードできます。
次に「カテゴリ」を選択します。動画内容にマッチしたカテゴリを選びます。
クローズドキャプション(字幕)も検索対象(検索該当となる文字列)となります。
タイトル文やディスクリプションよりは関連付けが弱い傾向にありますが、テールワードや長文クエリに対する施策としては有効であると考えられます。
動画再生ページの[CC]をクリックし、クローズドキャプション(字幕)の入力言語を選択します。
※今回はJapaneseを選択
再生しながら、適切な箇所に字幕文を入力していきます。
あくまでもクローズドキャプション(字幕)としての機能であるため、動画内容や音声とは全く関係の無い文章の埋め込みは出来ません。
クローズドキャプションの付与が完了すると、検索結果に[CC]とマークが付きます。
実証は行っておりませんが、ある程度視認率やCTRの向上にも効果が期待できると思われます。
■□
これでYoutubeSEOを考慮した動画アップロードが完了しました。
まずはテールワードやスモールキーワードで検索上位表示し、徐々にチャンネル(登録者数数)や動画再生数を育てていきます。これにより、チャンネルや動画単体のオーソリティが向上し、将来的にビッグワードでの上位表示が期待できるでしょう。
Youtube SEOはこのようなフローで行っていくと、継続的な効果を見込めると思います。
Youtubeの順位と評価指標との関係性
Youtubeには再生数やLike、登録者数など様々な評価指標があります。
Googleのウェブ検索と同じく、Youtubeの順位もこれらユーザーの信用度を表す指標を元に順位を決定しているのか、調査してみました。
今回は無作為に抽出したキーワード20個で検索し、1位~20位に表示されるURL(400個)の定量指標を調査しました。
再生数と順位の散布図です。
やや関係性が見られる結果となりました。やはり再生数が安定的に増えるほど、多くのユーザーに支持される・注目される動画として評価されるのでしょうか。
次にユーザーが「Like」のボタンを押した回数と順位の散布図です。
殆ど相関性が見られない結果となりました。
動画を公開した日からの経過日数と順位の関係性を表した散布図です。
ほぼ関係性は見られない結果となりました。
順位と登録者数の関係を表した図です。
この結果からだと相関は見られないように思いますが…
チャンネルのオーソリティが高い場合、急上昇するケースもあるようです。
上は2015年2月8日の検索結果ですが、前日に有名Youtuberの方が公開された動画が検索結果「ドラえもん」に1位で表示されています。
既に再生回数も多数に獲得していますが、チャンネルの信頼度の高さもあって直ぐに1位に表示された事例と考えられます。
キーワードの含有・配置やソーシャルシェアとの相関性
Googleウエブ検索を対象としたSEOと同じくYoutubeSEOもキーワードの含有や強調が重要になりますが、その含有箇所や量等と順位にどの様な関係があるのでしょうか。
無作為で抽出した20個のキーワードをYoutubeで検索し、1位から20位に表示されるURL(動画)を比較分析しました。
順位と検索キーワードがtitle文に含まれる率を表したグラフです。
上位順位になるに連れ、検索語句がtitle文にも含まれる傾向があるようです。特に1位の動画タイトル文はほぼ含む傾向にあります。
次にDescription枠の文章に検索語句が含まれる確率です。
順位と含有確率にほぼ相関性は見られません。
次にtitle文に含まれるキーワードの出現開始文字数です。「1文字」であれば「文頭」に含まれる事になります。
上記グラフからは明確な相関は見られませんでした。キーワードは含む必要はあるものの、文頭へのキーワード配置はそれ程順位上昇に寄与していない可能性もあります。
各順位の動画ページ(URL)の被リンク数と順位を表したグラフです。
順位と被リンク数に相関がある様にも見えますが、「動画が人気だから被リンクが増えて、同時に順位が上昇した」のか、「動画の順位が上がっており、人の目に触れやすかったので、被リンクが貼られた」のかは、まだ分かりません。
※因果関係までは分かっていません。
ソーシャルシグナルのGoogle Plus Oneはどうでしょうか?
被リンクの推移と同じく、確かに上位順位になるほどPlusOneも多い傾向にあります。
しかし、上位順位がトリガーになってPlusOneを獲得したのか、PlusOneが増えユーザーに支持されているとYoutubeが判断し順位が上がったのか、どちらが先の要因になったのかまでは調査しておりません。
同じキーワードでGoogleウエブ検索した際にUniversal検索に表示されるYoutube動画リンクが、Youtube検索で何位が表したグラフです。
上のグラフから見る限り、Youtube検索1位の動画はGoogleのUniversal検索にも表示されやすい傾向にあるようです。
※上記で紹介した数値は弊社が独自で調査した内容です。情報の正確性、有用性などについて一切の保証を与えるものではありません。
まとめ
●YoutubeにもSEOを適用させることが大切
●ユーザーにもYoutubeにも評価される動画を制作しよう
●title文には検索ヒットさせたいキーワードを入れよう
●キーワード選びにはGoogleサジェストツールとキーワードツールを使おう
●ディスクリプション枠にはメインワードと共にサブワードも含め、動画の内容を詳しく記載しよう
●ディスクリプションには本サイトへの誘導リンクを設置しよう
●カスタムサムネイルで動画を公開しよう
●クローズドキャプションを付けて、テールワードにも検索ヒットさせよう
◎Youtubeが隆盛を誇り始めて久しいですが、ジャンルによっては未だ競合が少ないという状況(ブルーオーシャン)。参入は早ければ早いほど効果が期待できるでしょう。
(こちらの記事は、2015年2月に書かれたものを2019年5月に加筆修正したものです。)