【SEO】競合サイトが対策しているキーワードを調査してみよう

最終更新日:

Webマーケ全般

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競合、キーワード

Webマーケティングを行っていれば、競合サイトのSEO施策や対策キーワード、コンテンツの内容を調査することが多々あると思います。コンテンツの内容や内部施策は競合サイト内を巡回することで、ひとつひとつチェックすることはできますが、対策しているワードや流入に貢献しているキーワードは、競合サイト内を見ただけでは調査できません。

競合Webサイトの流入キーワードを大量に抽出・調査することができれば、キーワード選定が圧倒的に楽になります

また、競合の強みや弱みはもちろんのこと、今まで気づかなかったアイデアやテーマ、新しい切り口、そしてSEO施策などを発見することも可能です。つまり、競合サイトの調査をおろそかにするのは、ある意味、機会損失を起こしているといっても過言ではありません。

さて、そこで今回は競合サイトの流入・獲得キーワードをSEO、コンテンツマーケティングの支援ツールであるKeywordmap(キーワードマップ)を使い、ふつうは面倒きわまりない競合のキーワード調査を、「簡単かつ瞬時に」抽出する流れを紹介します。

なお、本調査の一部は登録なしの無料版でも行えますので、ぜひ試してみてください。

▼本記事の流れ

  1. 競合Webサイトにどんなキーワードで流入しているのか調査(キーワードの順位変動も把握)
  2. 競合サイトの流入数が多いページを調査
  3. 競合サイトの「競合サイト」を突き止める
  4. ある特定のキーワードに強いWebサイトを洗い出す

競合サイトの流入獲得キーワードを抽出

特定の競合Webサイトが、検索エンジン上で獲得しているキーワード(どんなキーワードで競合サイトに流入しているのか)抽出してみましょう。

Keywordmapの自然検索ワードにアクセスし、対象となるサイトのURLを入力します。(登録なしの無料利用の場合は、ドメインダイジェスト分析機能に飛びます)

Keywordmap_競合調査
Keywordmap:自然検索ワード・ドメインダイジェスト機能)

今回は国税庁のWebサイトを調査してみました。

Keywordmap_競合調査
Keywordmap:自然検索ワード)
Keywordmap_競合調査
(登録なしの無料版「ドメインダイジェスト」)

するとKeywordmapのデータベース内にある、以下のキーワードデータが表示されます。

表示されるデータ

  • 検索1位〜30位以内にヒットしている上位キーワード
  • 検索順位
  • 検索順位変動
  • 検索ボリューム(月間の検索件数)
  • CPC(広告入札単価)
  • 競合性(広告競合性)
  • 想定流入数
  • ヒットしているランディングページのURL
  • データ更新日
  • サイト全体で獲得している上位キーワードの個数

上記は登録なしの無料版「ドメインダイジェスト分析」機能でも、調査可能です。

「SEO推移」というリンクをクリックすると、対象ドメインの「トラフィック・ヒットキーワード数の推移」を確認できます。

Keywordmap競合調査
Keywordmap:自然検索ワード)

過去一年間の数日ごとの流入推移が線グラフで、さらに各順位ごとのキーワード個数が棒グラフで表示されています。

また、調査元の競合サイトがどんなディレクトリから流入を稼いでいるのか、さらにその想定流入数や構成比までチェックすることが可能です。

Keywordmap競合調査
(Keywordmap:自然検索ワード)

上図のように、ページ単位(URL単位)でも、オーガニックで獲得しているキーワードを確認できます。

ベンチマークしている記事ページのURLを入力することで、そのコンテンツ(ページ)が獲得しているキーワードが一覧で表示されます。

Keywordmap競合調査
Keywordmap:自然検索ワード)

キーワードデータの順位レンジでも絞ることが可能です。
例えば、1位~3位の上位キーワードのみを調査したい場合は、From1位~3位と入力します。

また「CVSダウンロード」のリンクをクリックすることで、表示しているキーワードデータをCVS形式でダウンロードすることも可能です。

Keywordmap競合調査

このCSVキーワードデータをそのままExcelに貼り付ければ、簡単な競合サイト獲得キーワードレポートが作成できます。

キーワードの順位変動を確認

2020年より、Keywordmapではただいま紹介した自然検索ワード機能において、流入キーワードの順位変動をチェックできる機能が追加されました。以下の指標がすぐに確認できるため、対象のキーワードに紐ずくコンテンツの評価を見直したり、今まで気づかなかったキーワードを見つけることが容易になっています。

直近の順位について

  • 上昇:↑
  • 維持:→
  • 下降:↓
  • 新規で獲得したキーワード:New

Keywordmap:自然検索ワード

Keywordmap競合調査

競合サイトの流入数が多いコンテンツを把握できる!?

先ほどは、すでに対策したい競合サイトの流入キーワードを把握している状況での調査でした。一方で、競合とするサイト内のどのコンテンツが、流入数が多いのかを把握したい場合もあるかと思います。仮に、対策の参考にしたい競合サイトのコンテンツが、そもそも流入に貢献していないページであった場合、ベンチマークするべきコンテンツとしては最適でない可能性もあります。

ということで、競合サイトの流入キーワードを調査する場合は、そのサイト内でどのページがキラーコンテンツとして流入に貢献しているのかという視点も併せて持っておくと良いでしょう。

Keywordmapでは、「流入獲得上位ページ」という機能において、上記内容を調査することができます。デフォルトではGoogle検索において1位〜30位にヒットしている記事を抽出していますが、絞り込み機能を使うことで、順位やキーワード、URLでソートすることも可能です。

Keywordmap:流入獲得上位ページ

Keywordmap競合調査

競合サイトの競合サイトとは?

競合サイトだけではなく、その更に競合サイトを抽出し、キーワードを調査することが可能です。

「競合ドメイン」をクリックします。

Keywordmap:自然検索ワード

Keywordmap競合調査

すると対象ドメインと同一キーワードで対策しているドメインが一覧で表示されます。検索順位を競い合っているキーワードの一致率(キーワード数)や想定流入数などによって競合性を算出し、競合性が高いドメイン順で表示します。

Keywordmap競合調査

競合サイトの競合を調査するメリットとして、別のテーマや切り口、サイト構造を発見することが挙げられます。

今までベンチマークしていたサイトとは別に、新たにトラフィックを獲得しているWebサイトも見落とさず調査することで幅広いキーワード対策が実現します。

検索結果の上位サイトを調査する

新しいテーマでコンテンツを作成するとき、あるいは、実際にどの様なコンテンツや切り口があるのか調査する際に、Keywordmapの「検索上位サイト調査」機能を利用すると大変便利です。

Keywordmap競合調査

実際に検索したりブックマークサイトを見ながらコンテンツのアイデアや競合コンテンツを探す方法もありますが、当機能を使うことで対象ワードを含む関連ワードで1位を獲得しているWebページを一括で抽出できます。

今回は、確定申告というキーワードで調査していくことにしましょう。

Keywordmap:検索上位サイト調査

Keywordmap競合調査

すると、「確定申告」というキーワードを含む関連ワードで1位を獲得しているWebページが一覧で表示されます。

Keywordmap:検索上位サイト調査

Keywordmap競合調査

各Webページはドメイン毎にグルーピングされ、ドメイン毎に固有のカラーラベルが付与されます。

Keywordmap競合調査

同じカラータグが続く場合、そのURLもしくはドメイン(サイト)はメインキーワードのテーマに関するコンテンツを多数保有しているか、もしくはページ単体で非常に高い評価を獲得し、その1ページだけで数のキーワードを獲得しているページです。

Keywordmap競合調査

また、各WebページのURL末尾をプルダウンして表示される「当該URLの獲得KW」のリンクをクリックすると、対象ページの獲得キーワードが一覧で表示されます。

Keywordmap競合調査

メインキーワードに関する専門サイトやWebページを探し、調査する際にこの機能を利用することができます。

この記事を書いたライター
Keywordmap編集部
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Keywordmapのカスタマーレビュー

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ツールは使いやすく、コンサルタントのサポートが手厚い

良いポイント

  • 競合他社と自社のキーワード獲得状況や想定流入数などを数クリックで確認できるので、自社の強み、弱みを把握できる
  • キーワード選定もについては、月ごとの検索Volの変化が一覧で確認できるので、検索volが最も多い時期に合わせて、記事を新規作成、リライトするかの計画が立てやすい
  • 動画やFAQ以外でわからないことや、相談ごとがあればカスタマーサポートの方に連絡すれば相談にのってくれる

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初心者でも確実な成果につながります。サポートも充実!

良いポイント

  • 自然検索の流入数が約4倍まで増加
  • ユーザーニーズ分析でキーワード選定、見出し作成。外注先から上がってきた記事に共起語チェックを網羅度を調査することで上位表示率がアップ
  • サポートも親切で、個別に相談に乗ってもらえて、タイムリーに疑問を解決してくれる

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機能が豊富で、ユーザーニーズ調査から競合分析まで使える

良いポイント

  • 一見すると似ているキーワードでも、実はニーズが少し違うといった細かいニーズ分析ができる
  • 競合が獲得している自然検索キーワードや広告出稿しているキーワードが抽出できるため、詳細な競合分析が可能
  • 上位サイトのコンテンツ内容を調査して、自社コンテンツには何が欠けているか分析できる共起語分析機能がすごく便利