こんにちは。株式会社Coreの佐藤です。
突然ですが、「文章を書く仕事がしたい!」と思ったことはありますか?文章を書く仕事には作家や脚本家、新聞記者など、さまざまな職種がありますが、ライターもそのうちの一つです。私たちCoreもライターの皆さんに仕事をお願いしています。
そんなライターになるには、どうすれば良いのでしょうか?
今回は特にWebライターに焦点を当てて、ライターとして仕事をするにはどうすればいいのか、身に付けておいたほうがいいスキルは何か、お伝えします。
【目次】
1.Webライターになるのに決まったルートはない
2.Webライターの仕事を探す方法
3.Webライターとして活躍するために必要なこと
4.得意なジャンルや専門的な知識が鍵
Webライターになるのに決まったルートはない
ライターは学歴や経歴に関係なく、なることができます。特に必須の資格もありません。文章を書くのが好きで、文章力に自信のある人は、目指すことができる職業です。そのため、Webライターの中には家事をしながら在宅ワークとして執筆する主婦の人や、学業のかたわら仕事を受ける学生もいます。誰でもなるチャンスがある分、ライターとしてしっかり稼ぐためには高いライティングスキルが求められます。
ちなみに出版業界では、ライター養成講座に通ってから出版社や編集プロダクションに就職する人、編集者として経験を積んでからライターとして独立する人などもいます。編集を経験すると文章力を磨くことができ、「編集者がどんなライターに仕事をお願いしたいのか」というのがわかります。そのため、編集者からライターに転身する人が多いのではないでしょうか。
Webライターの仕事を探す方法
Webライターには誰でもなることができますが、ライティングの仕事はどうやって探せば良いのでしょうか?主な方法をご紹介します。
●クラウドソーシングを利用する
クラウドソーシングの中でも「ランサーズ」や「クラウドワークス」、主婦の人が多い「シュフティ」は特に知られているのではないでしょうか。他にも「ビズシーク」や「Sinobiライティング」、コンテンツ案件に特化した「PVモンスター」などがあります。
クラウドソーシングでは、サイトに登録して仕事を探し、気になる案件があったら応募します。記事を納品すると報酬がもらえる仕組みです。
中には未経験でも応募可能な案件があるので、経験の少ない人やライターを始めたばかりの人でも仕事を見つけて稼ぐことができます。
原稿料は「1文字=1円」や「1本=△△△円」「○○○字=○○○円」など案件により異なりますが、単価が安い傾向にあります。
●求人に応募する
Webメディアやニュースサイトなどでは、記事を執筆するWebライターを募集することがあります。
「ファッションに詳しい人」「デザインに詳しい人」など、メディアのジャンルに沿った専門性のある人を募集している場合が多く、執筆経験や文章力も求められます。ある程度執筆経験を積んでから、挑戦してみると良いでしょう。アルバイトの求人サイトで検索することもできますし、メディアやニュースのサイトで直接募集を出していることもあります。
書き手の名前が載る署名原稿を書けるようになれば、記事を読んだ企業から仕事をもらえる可能性が増え、異なるメディアに応募する際のアピール材料にもなります。
Webライターとして活躍するために必要なこと
ただ文章を書けるだけでは、数多くいる他のライターとの差別化が難しく、Webライターとして活躍するのは難しいというのが実情です。「納期を守る」「盗用をしない」といった基本的なことはもちろん、身に付けておいたほうが良いスキル・知識があります。
●文章力を磨く
クラウドソーシングの案件には経験不問のものもありますが、クライアントは文章力の優れたライターを求めています。そのため、文章を論理的にわかりやすく書ける能力が必要です。
文章力を磨くにはとにかく書くことが大切です。できれば書いた原稿についてフィードバックをもらうようにすると、自分の原稿のわかりにくいところ、直したほうが良いところなどがわかります。案件を探して経験を積む以外に、ライター養成講座に通うのも一つの方法です。
また、ブログを書くのもアウトプットの練習になります。書くときは何かテーマを絞っておいたほうが、後々自分のアピール材料にもなるでしょう。
●SEOの知識を身に付ける
Webライターの場合はSEOに関する知識を身に付けておいたほうが、仕事を引き受ける際に有利なことがあります。
ブログで練習するのであれば、「記事に設定したキーワード」「対象となる読者は誰なのか」などを最低限意識して文章を書いてみましょう。自分の執筆した記事の検索順位が上がれば、記事を読んでもらえる機会が増え、それをきっかけに仕事をもらえるようになるかもしれません。
●専門分野の知識を身に付ける・得意分野をつくる
Webライターは、ある特定のジャンル・テーマに関する専門性や知識を身に付けているほうが、仕事を依頼されやすくなります。Webメディアやニュースサイトでライターを募集しているときは、文章力はもちろん、専門的な知識のあるライターを求めていることが多いためです。また、企業のサイトに掲載するような無署名の原稿を書く場合でも、専門的な知識のあるライターを必要としている場合があります。
たとえば「美容」にテーマを絞ってブログ記事を書き続けていると、「美容に詳しいライター」を探している企業が検索してブログを訪れる……なんてことがあるかもしれません(私もかつて、ある専門分野のライターが必要なときにネットで検索した経験があります)。いつ問い合わせが来てもいいように、経歴をわかりやすく記載したプロフィール、お問い合わせ先を用意しておくことも大切です。
得意なジャンルや専門的な知識が鍵
Webライターとして活躍するには、まずライティングスキルが必要です。多くの企業は「読みやすい文章」「わかりやすい文章」を書けるライターを求めています。いい記事を読んで表現を吸収したり、書いた原稿にフィードバックをもらったり、文章を書く経験を積むと次第に文章力はアップするでしょう。
そして、数多くいるライターの中で活躍するためには、特定のジャンルやテーマに対する専門的な知識を付けておくことが大切です。経験を積みながら、自分の得意なジャンルを探してみましょう。