WordPressのプラグイン『Check Copy Contents(CCC)』とは、公開したコンテンツが右クリックでコピーされると、アラートメールを管理者に送信し、コピーされたことを通知するプラグインです。
この『Check Copy Contents(CCC)』を使うと、知らぬ間に自社のコンテンツがコピーされ、他のWebサイトに掲載された事を出来る限り早い段階で検知する事が可能です。
参考:WordPress:誰かが記事をコピーしたら教えてくれるプラグインCCC(Check Copy Contents)を作ってみた。
Check Copy Contents(CCC)の導入
Check Copy Contents(CCC)は、ブログCMSのWordpress専用のプラグインになります。
WordpressでWebサイトやオウンドメディアを運用している方であれば、直ぐに導入可能です。
Wordpressの管理画面にログインし、プラグイン>新規追加の順でクリックします。
「Check Copy Contents」と入力し、検索します。
「Check Copy Contents(CCC)」と表示されるプラグインの「いますぐインストール」をクリックします。
プラグインをインストールしたら、「プラグインを有効化」をクリックします。
次にCCCの設定を行います。
左サイドバーの設定>CCC設定を順にクリックします。
通知先メールアドレスを入力し、「登録」をクリックします。
ここで設定したメールアドレス宛に、コピーされた事を伝えるメールが届きます。
以上でインストールと設定が完了です。実質5分以内で済みますので、導入もとても簡単にできます。
実際のCheck Copy Contents(CCC)の動作
導入したCheck Copy Contentsですが、実際にどの様な形でコピーされた事を通知してくれるのでしょうか。
実際にWordpressで運用しているブログにCCCをインストールし、その動作を見てみました。
ある記事をChromeでアクセスし、文章箇所を右クリックでコピーします。
すると、直ちにコピーされた事を伝えるメールが設定時に指定したメールアドレス宛に届きます。
メールの内容としては、コピーされた文章全てと、記事URL、コピーしたユーザーのIPアドレスが通知されます。
コピーされた文章がそのまま他のWebサイトに掲載されているかもしれません。Copydetectに、CCCの通知メールに記載されているコピーされた文章を貼り付け、検索します。
仮にコピーした文章をそのまま転載もしくは一部引用しているWebページがあれば、そのページURLが表示されます。
参考:コンテンツが無断盗用された時の対処法(DMCA侵害申し立て)
尚、CCCからコピーの通知が合った時点でCopydetectで検出チェックしても、まだコピーしたユーザーがWebサイトに掲載していない為、盗用は検出できません。CCCからの通知後、1~2日後にコピーチェックすると良いでしょう。
Check Copy Contents(CCC)を使うと、良くコピーされる記事が分かるようになります。無作為に自社サイトの記事をコピーチェックするよりも、右クリックコピーされる数が多い記事を中心にモニタリングすると良いでしょう。