SEOチェキというWebツールをご存知でしょうか?ブラウザから簡単にSEO状態をチェックできるWebサービスです。
競合サイトや自社サイトのSEO(検索エンジン最適化)が適切に施工されているか否かを確認するのは特殊な分析技術が必要となりますが、SEOチェキを使えば簡単にサクッとSEO状況を調べる事ができます。
今回はSEOチェキの使い方、見方を説明したいと思います。
SEOチェキの使い方
それでは早速SEOチェキを使って調査してみましょう!
SEOチェキのTOPページにアクセスし、調べたいサイトやWebページのURLを入力します。
URLを入力すると、各SEO項目のデータが表示されます。
それでは、順を追って各項目や見方を説明していきたいと思います。
【その1】ページ情報
SEOチェキの解析画面の右上に表示される項目です。
SEO上、重要なメタ情報やタイトル文、ページの読み込み速度を表示してくれます。
ページ情報枠の見方ですが、下記を確認してみましょう。
URL
・適切な長さか(2000文字以内か)
・不要なパラメータは含まれていないか
・すべて小文字か
title
・対策したいキーワードはタイトル文章に入っているか
・対策ワードはタイトル文の文頭に記載されているか
・不用意に長くないか(35文字までに留めると尚可)
description
・ページに関して簡潔に分かりやすく書かれているか
・ユーザーが検索するキーワードが含まれているか
・120文字までに留めているか
h1タグ
・プレーンテキストで記載されているか
・ページ内で対策しているキーワードが含まれているか
・サブキーワードが含まれているか
参考:
・URL最適化5つのSEOポイント
・基本的なタイトルタグとメタディスクリプションの考え方
【その2】ソーシャルサイト
入力したURL(Webページ)のソーシャルシグナル数を表示してくれます。
そのページ(URL)がツイッターやFacebookなどで何回取り上げられているかの数を表示します。
数が多いほど、そのWebページはソーシャル上でユーザーや読者に興味関心を持たれている事になり、コンテンツ反応の度合いを見る指標となります。
▼調べる事が出来る数値
・Twitter上でURLがツイートされている回数
・Facebookのいいね数
・Google Plusの+1数
・はてなブックマーク数
【その3】インデックス数、被リンク数
SEOチェキで入力したURL(Webページ)が検索エンジンに認識され、しっかりと検索対象に登録されているか否かを調べる数字です。
例えば実際のページ数よりもインデックス数が少ない場合は、いくつかのページは検索対象に含まれていない(=検索エンジンに認識されていない)事になります。
ページを公開したにも関わらずGoogleやYahoo!などの検索結果に表示されない場合は、このインデックス数をチェックしてみると良いでしょう。
又、「被リンク数」は、入力したURL(Webページ)が受けている外部のリンク数になります。
被リンクはSEOに於いて重要な順位上昇要素です。競合サイトや自社サイトがどの位の被リンクを獲得出来ているかをSEOチェキで調べてみましょう。
【その4】被リンクチェック
より詳細に被リンクを調べたい場合は、SEOチェキの「被リンクチェック」を見てみましょう。
専用の被リンク調査ツールへの直リンクが表示されていますので、クリックしてみます。
例えば、上図は被リンクツールである「ahrefs.com」へのリンクをクリックした時の画面です。Ahrefs.comでは被リンクの数や増減した推移、アンカーテキストなど被リンクに関する非常に詳細な情報を閲覧、分析できます。
競合他社のWebサイトがSEOで非常に強い場合は、この「被リンクチェック」を行ってみると良いでしょう。自社のWebサイトよりも圧倒的に被リンク数多かったりアンカー文章が良い場合は、その差を埋める被リンク獲得施策を行わなければなりません。
まずはSEOチェキでリンクの状況を確認してみることから始めてみましょう。
【その5】検索順位チェック
実際にGoogleやYahoo!でのキーワードランクをしらべる事ができます。ブラウザから確認すると、過去のブラウジング履歴から正しい順位が測定できない場合がありますので、SEOチェキの順位チェック機能を使って正しく測定してみましょう。
使い方は非常に簡単です。順位を調べたいキーワードと対象となるURLを入力して、「チェック」をクリックするだけです。
対策したいキーワードの順位を自社サイトと競合サイトの2つで比較してみるのも良いでしょう。
【その6】キーワード出現頻度チェック
調査したいURL(Webページ)に含まれる単語の数をチェックできます。
SEOチェキの「キーワード出現頻度チェック」枠に対象となるURLを入力し、「チェック」をクリックします。
すると、各単語が出現数、構成比率と共に一覧で表示されます。
Webページの文章内にキーワードを正しく含める事はSEOに於いて非常に重要です。対策ワードが少なすぎても多すぎてもSEOとしての効果は見込めません。
先ずは同じキーワードで上位に表示されている競合Webページのキーワード出現率を調べ、自社のページにその比率を参考として反映するのも良いでしょう。
【その7】さらに調べる
SEOチェキの右下枠に「さらに調べる」という項目があります。
更にSEOの状況を詳しく調べたい方は、ここで表示されているツールを使って分析してみましょう。
以下では特に使えるSEO調査項目を紹介します。
発リンクチェック
対象となるWebページ(URL)から外に向かっているリンクを全て抽出してくれる機能です。
そのページがどの様なサイトや他ページに対して戦略的にリンクを向けているか調査できます。
被リンク元チェック
SEOチェキ上で、受けている外部からのリンク(被リンク)を一覧でチェックできます。
リンクURLとリンク元ページのタイトル文、Googleのページランク、Yahoo!カテゴリ登録の有無をチェックできます。
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その他、様々な調査分析ツールへの直リンクがありますので、SEOチェキで調べ足りないと感じた方は、他ツールへのリンクもクリックしてより詳細に調べてみてはいかがでしたでしょうか。
まとめ
SEOチェキでは指定したドメインやURLのSEO状況をチェックできます。
ページの文章情報から被リンク、キーワードの出現数、ページ表示速度など分かりやすく一覧化してくれるツールです。
自社サイトの検索順位が思うように上がっていない場合は、同じキーワードで上位に表示されている他社のWebページをSEOチェキでSEO状況を確認し、自社との違いを比較して見るのもよいでしょう。
もしかしたらSEOでの改善点が見つかるかもしれませんね。
リンク:SEOチェキ